「事務職ならいけるだろう」
そう思って応募してみたものの、書類すら通らない——
特に50代男性の場合、この現実に直面して、強いショックを受ける方もいらっしゃるのではないでしょうか
実際、私自身も事務職を中心に応募しましたが、ほとんどが不採用でした
落ちた理由は、他の記事でも書いている年齢的なものや民間での実務未経験の部分もありますが、民間の事務職ならではの理由もありました
それは、単なるスキル不足ではない“構造的な理由”の存在で、私も実際に転職活動して初めて知りました
この記事では、男性が事務職に受からない本当の理由を、実体験ベースで解説します
男性が事務職に受からないのはなぜか?
男性が事務職に受からない理由は、単なるスキル不足では片づけられない要因があります
たとえば「事務職=女性」という固定観念、給与や将来性に対する企業側の不安、そして男性に求められる役割の違いなどです
ここでは、こうした複数の視点から、その理由を整理します
事務職=女性という見えない壁
まず大前提として、日本では今でも「事務職=女性」というイメージが残っています
企業側は表立っては言いませんが、中小企業では事務職は女性が多い傾向があります
それには「来客対応や細かい気配り」を女性に求めている風潮が根付いていることが考えられます
こうした背景から、無意識に「女性の方が合う」と判断されがちになります
つまり男性は、スタートラインの時点で不利な状態になります
今でこそ男女平等という言葉がありますが、現実問題としてはその固定観念的なものが少なからず残されているのも事実です
給与とキャリアのミスマッチ
企業が男性を事務職で採用する際、必ず気にするのが「将来のコスト」です
「この給与で満足するのか?」「いずれ転職するのでは?」「昇給や役職を求めてこないか?」
特に50代男性の場合「給料面のコストを考えると単なる事務員で雇いたくない」となる傾向が強くなります
結果として、企業は低い給料でも安定して働いてくれそうな、扶養内の給与での勤務を希望する女性などを採用することになります
「ただの事務希望」では評価されない
ここが最も重要なポイントです
男性が事務職に応募する場合、企業は「なぜ事務なのか?」「どう貢献できるのか?」を非常にシビアに見ています
そこで「肉体労働や現場仕事はきついからデスクワークをしたい」とか「ただ事務をしてサポートしたい」という理由では、間違いなく不採用になります
なぜなら「その程度ならわざわざ高い給料になる50代男性じゃなくていい」となるからです
ひと言に事務といってもいろいろありますが、ただのデータ入力作業や書類整理程度だけの業務内容であれば、なおさらそうなります
男性が事務職を希望する場合は、以下の付加価値が必要になります
- 業務改善ができる
- ITやExcelに強い
- 将来的にマネジメントもできる
このような+αの価値を持って初めて事務職への扉が開かれるというわけです
実際、私も就職活動で書類選考を通過して面接を」受けた際は、必ずその要件を満たしている人材を求めているという話を頂きましたので、必須要件といえます
それでも事務職に受かるための対策
ではどうすればいいのか
答えはシンプルで、「ただの事務」ではなく「事務+α」ができる人材であることを証明することです
一例として下記の点を強調するといいです
- 業務効率化(Excel・VBA)をアピールする
- 前職の調整力や折衝経験を言語化する
- 「なぜ事務か」を明確に説明する
特に重要なのは、「この人を採ると現場が楽になる」と企業にイメージさせることです
これができることが50代男性でも事務職として採用される可能性が大きくなります
まとめ|男性は「+α」がないと通らない
男性が事務職に受からない理由は、能力不足ではありません
- 事務職は女性優位の構造
- 給与面でのバランス
- 男性に求められる役割の高さ
この3つが重なっているだけです
必要なのは「ただの事務希望」から抜け出すこと
それさえできれば、男性でも事務職の採用も十分可能です
事務職にこだわるのであれば、自分なりの付加価値をどう示すかが、合否を分ける決定的なポイントになります
50代の社会人経験のある男性であれば、その付加価値はあるはずです
また、私と同じ50代国家公務員や防衛事務官でも同じです
自身の付加価値を洗い出し、アピールすれば事務職への転職は難しくなくなります
ぜひ、自身のこれまでのキャリアを見つめなおし、チャレンジしてください
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