防衛事務官から民間企業へ|50代転職の現実・失敗・成功体験を公開

50代国家公務員で転職を考えている方へ|私が転職ブログを始めた理由

50代国家公務員で転職を考えている方へ|私が転職ブログを始めた理由

公務員としてこれ以上仕事を続けるのが辛いから辞めたいと思うことありますよね?

しかし、多くの方はいざやろうと思うとなかなか決断ができないのではないかと思っています

まずそれが当たり前の感覚です

公務員って、結果出さなくてもクビにはなりませんし、不況に影響されることなく安定した給料や賞与がもらえますし、今は有給休暇も好きなときに取りやすいですし、福利厚生は充実していますし…
そんな恵まれた環境を捨てること自体に相当の勇気が必要です

しかし、ひとそれぞれ理由はあると思いますが、それ以上に耐えられないものがあって、退職を考えるようになるんですよね

例えば、人間関係や個人にかかっている業務量、またそれに伴う不平等感(あの人は暇そうにしながらお菓子食べて隣の後輩とおしゃべりしているのに、自分のとこだけ仕事が次々やってくるなど)があるのではないでしょうか

ここで私の経験から言えることは、そんな状況を抱えて無理して続けた結果、心身を壊してしまっては意味がないということです

一度壊れた心身は、簡単にもとに戻りません
また、勤務内容を変えても同じ場所で勤務することにより、再発するリスクも高くなります
そして、立て続けに心身不調に陥ると、重症化につながります

そうなると、ご自身は当然のことながら周りにいる家族が辛い思いをすることになりますので、それは絶対に避けてください

今回は50代の国家公務員だった私自身が、退職を決断して民間企業への転職を決断した理由と、退職を決める前までに整理してきたことをまとめましたのでご覧ください

私が退職及び転職を決めた理由

私が本気で退職と転職を考えたのは、40代後半のときでした
きっかけは、配属先の上司と部下との人間関係及び仕事の考え方の相違により、私が心身不調になったことです

幸い程度が軽かったこと及び当時お世話になっていた同僚や前部署の上司から救いの手があったため、休職まで至らず約2か月半の病気休暇ですみました

ただ、これがきっかけでこれまで25年以上培ってきた防衛事務官としての自信は木っ端みじんになったのともに、事務方として通用しなくなったから、もう退職しないといけないという気持ちになりました

今振り返ると、それは勝手に思い込んで圧迫感をもっただけだったとわかりますが、当時はそんなことに気づく余裕はありません

そして、病気休暇中、ふと思ったことがありました

よくよく考えると、私って航空自衛隊の事務以外やってないよね…
だったら、仮に退職したとしても今の自分にできることって何があるの?何もできないんじゃないの?
だって、私、何のスキルや資格もないし、それに年齢も40代後半だし…

ここで気づいたんです
防衛省航空自衛隊の外にいる私って、ほんと何もできない無力なおっさんなんだと

そこから整理するとこんな感じになりました

まったく想像できなかった(他人ごとに思っていた)メンタルダウンを経験する側になり、自分の防衛事務官として生きていく自信が砕け散った

もう防衛事務官としてやっていけない=民間企業へ転職をしないといけないと考えるようになる

同時に職場や職番の人間に対して嫌気がさし、辞めたいという気持ちが芽生え始める

しかし、辞めるといっても、そのために必要なスキルや資格がない(このとき持っているのは中型自動車免許と危険物乙種4類のみだった)

このまま自衛隊の外に出て行っても、就職先なんて見つかりそうもない!人生詰んでしまう!

それを回避するためには外の世界(民間企業)で通用するための資格やスキル、実務経験を早く手にする必要がある

それなら、今から必要な資格やスキルを身につけてから転職し、実務経験を積みながら民間の世界でも通用する力をつけよう!

となっていき、これまで約33年間防衛事務官として勤務した私が、この出来事で退職及び民間企業への転職に傾くようになりました

退職と転職に向けて真っ先に整理したこと

復帰した私は、前職でお世話になった上司や先輩、同僚の支援を受けて、もとの部署に配置換えとなりました

そこからまず自分の状況を整理しました。主な部分は下記のとおりです

  • 結婚していて妻(正社員)と小学生の娘がいる
  • 妻の収入だけでは生活はできない
  • 娘は学費等でまだまだお金がかかる
  • 家のローンもある(73歳で完済予定)
  • 個人的には民間で実務の経験を積みながら士業の資格をとって、やがて独立したい

このことから次のことを考えました

  • 収入はある程度高いところの企業へ就職しないといけない
  • 家のローンの支払いがあるため、賞与のあるところを選ぶ必要がある
  • 妻の同意を得る必要がある
  • 75歳まで働くための実務経験やスキルを身に付ける必要がある
  • やりたいことはあくまで希望であって絶対視しない(独立自体未知数な部分が多いため)

この状況からも見えますが、かなりハードルが高い状況といえるでしょう
特に考えてしまうのは収入面です

事前にネットなどで調べて、現職の年収(約550万円~600万円)の維持は無理なのは、わかっていたため、それを3割減になることを想定して就職先を探すことにしました
ここで痛感したのが公務員の最大の強みといえる賞与の手厚さです

また、妻の同意を得る点についてですが、妻は私がメンタルダウンした姿を見ていることもあり、強い反対はありませんでしたが、それでも生活面の不安をもっていたのではないかと考えました

それを解消するため、私は今後目指していること(士業としての独立)と在宅ワークによる副業の見込み収入、数年後の収入の見込みをシミュレーションした再就職のマイルストーンのプレゼンを作成し、提示することにより同意をもらいました

この家族の同意を必ず得てください
やはり安定した職を手放す行動というのは、奥様側から見ると理解できない部分&大きな不安になる要素です

それを解消するのは当然、夫側になりますので、納得させる材料を提示し、理解してもらわなくてはなりません

そうしなければ、あとあと大きな家庭不和につながりますので、絶対に一方的に転職はしないほうがいいです

あと、再就職の活動で影響がでますので、その点からも家族の同意は必要です

当ブログで発信する内容

当ブログでは今後、主に以下の内容を実体験ベースで発信していきます

・50代公務員の転職活動の現実
・事務職の転職事情
・公務員から民間へ転職する際、気をつけること
・転職サービスのメリットデメリット

50代公務員の転職は本当に可能なのか、事務職のリアルな市場、公務員から民間へ移る際の落とし穴、転職サービスの本音まで――
これらを実際に経験した私の視点からになりますが、だからこそ語れる現実を発信していきたいと考えています

まとめ

今回のまとめは以下のとおりです

  • 公務員の世界の外に出ると、何もできないひとになる
  • 公務員からの転職を考えた場合、収入面が大きなハードルになる
  • 収入減を想定して就職活動をする必要がある
  • 家族の同意は必ずもらうこと

国家公務員で、50代となると、転職なんてできないと思うのは当然のことだと思います
しかし、可能性がゼロでないことは私自身が身をもって証明できましたので、できないことはないと断言できます

私と同じような状況な方はもちろんのこと、年齢は若いけど同じ国家公務員で同様の悩みをもたれている方の参考に少しでもなれば嬉しい限りです

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