防衛事務官から民間企業へ|50代転職の現実・失敗・成功体験を公開

50代公務員の転職で「転職エージェント」と「転職サイト」はどちらを使うべき?実体験から解説

50代公務員の転職で「転職エージェント」と「転職サイト」はどちらを使うべき?実体験から解説

50代で公務員から民間企業への転職を考えたとき、「転職エージェントと転職サイトは、どちらを使えばいいのだろう?」と悩む方は多いのではないでしょうか

特に50代の公務員の場合、これまで民間企業への転職経験がない人も多く、「転職エージェントに登録すれば、自分に合った求人を紹介してもらえるのではないか」と期待するかもしれません

私自身、50代で約33年間勤めた国家公務員を退職し、民間企業への転職活動を経験しました
その際、リクルートエージェント、マイナビ、ビズリーチ、ワークポートなどの転職エージェントを利用したほか、Indeed経由で福岡県内の地場の職業紹介会社にも登録しました

一方で、Indeed、マイナビ、リクナビNEXTなど、エージェントを介さずに自分で求人を探して応募する転職サイトも利用しました
その結果、私の場合は意外にも、転職エージェントよりも転職サイトを利用して自分で応募した求人のほうが、書類選考から面接、そして内定まで進むケースが多かったのです

もちろん、これは私自身の転職活動における経験であり、すべての50代公務員に当てはまるわけではありません
ただ、50代で公務員から民間企業への転職を考えている方にとって、転職エージェントと転職サイトを「どのように使い分けるべきか」を考えるうえでは、参考になる部分もあると思います

この記事では、私が実際に複数の転職エージェントと転職サイトを利用した経験をもとに、50代公務員の転職では、転職エージェントと転職サイトのどちらを使うべきなのかについて、率直にお話しします

50代公務員の転職では「両方使う」のがおすすめ

最初に結論をお伝えします
50代公務員が転職活動をするのであれば、私は転職エージェントと転職サイトの両方を登録して使い分けることをおすすめします

ただし、両者に同じ役割を期待する必要はありません
私自身の経験では、次のように考えると分かりやすいと思います

サービスおすすめの使い方
転職エージェント情報収集・相談・求人市場の把握
転職サイト自分で求人を探して積極的に応募
Indeed幅広い求人の検索・地方求人の発掘
ハローワーク地元企業・地域密着型求人の確認

つまり、転職エージェントは「相談・情報収集」、転職サイトは「求人探し・応募」という使い分けです
私の場合、最終的にはこの方法が一番しっくりきました


私が実際に利用した転職エージェント

私が50代で転職活動をした際には、複数の転職エージェントを利用しました

主に利用したのは、

  • リクルートエージェント
  • マイナビ
  • ビズリーチ
  • ワークポート
  • Indeed経由で登録した福岡県内の地場の職業紹介会社

などです

転職活動を始めたばかりのころは、転職エージェントに対して、

「自分の希望に合った求人を探してくれる」
「自分では見つけられない求人を紹介してくれる」

という期待を持っていました

ところが、実際には少し違いました
私の場合、エージェント側から積極的に会社を紹介してくれるケースは、ほとんどありませんでした

こちらから求人に応募した場合や、質問した場合には対応してくれます
しかし、何もしなくても担当者から次々に求人を紹介してくれるという状況ではありませんでした


50代公務員に対して「期待されていない」と感じた

少し厳しい言い方になりますが、複数の転職エージェントを利用して感じたのは、50代の公務員に対して、それほど大きな期待をしていないのではないかということでした

もちろん、担当者から直接そのように言われたわけではありません
実際、向こうからコンタクトを取って来て、オンライン面談や相手の会社に出向いての面談をしましたが、そこから音信不通になることがほとんどでした
そのため、私は「ああ、自分が50代の公務員だから、真剣に取り合ってもらえないんだろうな」と感じました

しかし、かといって、「50代だから転職できない」という意味ではありません

企業側から見ると、

  • これまでどのような仕事をしてきたのか
  • 民間企業ですぐに活躍できるのか
  • 年齢に見合った給与を支払う価値があるのか
  • 公務員としての経験を民間企業でどこまで活かせるのか

といった点を慎重に判断する必要があります

特に公務員から民間企業への転職では、長年の公務員経験が、そのまま「民間企業での実務経験」として評価されるとは限りません
私自身も約33年間の公務員経験がありましたが、転職活動では「公務員としての経験」と「民間企業が求める経験」の間に、大きな壁を感じました

※実際に私自身も、防衛事務官としての経験が民間企業の転職でどのように評価されたのかを、別の記事で詳しく紹介しています
「防衛事務官の経験は民間企業で評価されるのか」


それでも50代公務員が転職エージェントを利用する価値はある

では、転職エージェントは50代公務員には必要ないのでしょうか

私は、そうは思いません
特に私のように転職活動が初めての方は、一度登録しておく価値はあると思います

なぜなら、転職について分からないことを質問できるからです
例えば、

「この求人は50代でも応募して問題ないのか?」
「自分の経験はこの仕事で評価されるのか?」
「職務経歴書には何を書けばいいのか?」
「この求人の応募条件を自分は満たしているのか?」

といった疑問が、転職活動を始めると次々に出てきます

私も転職活動の最初のころは分からないことが多かったため、エージェントに質問していました
その結果、転職活動を進めるうえで参考になる回答をもらえることもありました

そこで途中から、私は転職エージェントに対する考え方を変えました
「求人を紹介してもらうこと」を期待するのではなく、「転職活動に必要な情報を得るために利用する」
このように割り切ったのです
この使い方であれば、50代公務員にとっても転職エージェントを利用する意味は十分にあると思います

※実際に私が利用した転職サイト・転職エージェントについては、こちらの記事で詳しく紹介しています
50代公務員の転職活動で使った転職サイト・エージェント5社|実体験を比較


転職サイトは50代公務員こそ積極的に使ってほしい

一方、私が転職活動をして強く感じたのが、転職サイトの重要性です

私が主に利用したのは、

  • Indeed
  • マイナビ
  • リクナビNEXT

などです

これらの転職サイトでは、エージェントから求人を紹介してもらうのではなく、自分自身で求人を探して応募することができます
そして私の場合、意外にもこちらのほうが結果につながりました

転職エージェント経由よりも、転職サイトから自分で応募した求人のほうが、書類選考を通過する確率が高く、面接や内定まで進むケースも多かったのです
これは、私自身にとって大きな発見でした


「自分で探して応募する」ことが転職活動の勉強になった

転職サイトを利用すると、当然ながら自分で求人を探さなければなりません

求人票を読みながら、

「自分の経験が活かせそうか」
「50代でも応募できそうか」
「給与条件はどうか」
「年間休日は何日あるか」
「通勤できる距離なのか」
「仕事内容は自分に合っているか」

などをひとつひとつ確認する必要があります

また、履歴書や職務経歴書も、自分で準備する必要があります
面接対策についても、自分で調べなければなりません
最初は大変です

しかし、私はこれが結果的には良かったと思っています
なぜなら、自分自身の転職活動の勉強になったからです

求人をたくさん見ていると、50代の自分にどのような求人があるのかが少しずつ分かってきます
また、企業がどのような経験や資格を求めているのかも見えてきます

「この仕事なら自分の経験を活かせそうだ」
「この会社は年齢的に難しそうだ」

といった判断も、徐々にできるようになってきました
これは、転職エージェントから求人を紹介してもらうだけでは得にくい経験だったと思います


Indeedは便利だが、利用するときには注意が必要

50代の転職活動では、Indeedも非常に便利でした

特に地方で転職先を探す場合、私はIndeedの重要性を強く感じました
ただし、Indeedを利用する際には注意してほしい点があります

Indeedは、一般的な意味での「転職サイト」というより、さまざまな求人情報を検索できる求人検索サービスという性格が強いからです
求人を検索して応募すると、その先で別の職業紹介会社や人材派遣会社への登録を求められるケースがあります

私自身もIndeed経由で、福岡県内の地場の職業紹介会社などに登録することがありました
これは必ずしも悪いことではありません
地域に密着した職業紹介会社だからこそ持っている求人もあります

ただし、「Indeedで求人を見つけた=その企業に直接応募している」とは限りません

応募先によっては、

Indeedで求人を見つける

職業紹介会社に登録する

その会社から求人を紹介される

という流れになることがあります

そのため、Indeedで応募するときには、「企業への直接応募なのか、それとも職業紹介会社への登録なのか」を確認することをおすすめします

よく確認せずに応募してしまうと、自分が希望していない職業紹介会社や派遣会社に登録され、どこに応募したのか分からなくなることもあります
Indeedは非常に便利なサービスですが、この点だけは注意してください


地方に住んでいる50代は「求人の少なさ」に注意

もう一つ、50代公務員の転職で忘れてはいけないのが、勤務地による求人の格差です

私は福岡県で転職活動をしましたが、大手の転職エージェントや転職サイトを利用していると、求人はどうしても福岡市に集中していると感じました

北九州市にも一定数の求人はあります
しかし、それ以外の地域になると、求人の数はかなり少なくなります

特に私のように郊外や地方に住んでいて、

「できれば自宅から近い会社で働きたい」
「通勤時間を短くしたい」

と考えると、候補になる求人は一気に少なくなります

大手転職サイトでは、希望する地域に求人がほとんどないということも珍しくありません
そのような場合、Indeedのように幅広い求人を検索できるサービスが非常に役立ちます
また、地域密着型のハローワークや職業紹介会社なども、選択肢に入れておいたほうがいいでしょう


50代公務員は「エージェントから紹介されるのを待つ」だけでは難しい

50代になると、20代や30代の転職とは事情が違います
企業から積極的に声をかけてもらえるケースばかりではありません

特に公務員から民間企業へ転職する場合、自分の経験をどのように民間企業で活かせるのかを、自分自身で考える必要があります
だからこそ、「求人を紹介してもらう」だけではなく、「自分で求人を探して、自分に合う仕事を見つける」という姿勢が大切だと思います

私自身、最初は転職活動のやり方すらよく分かりませんでした
しかし、求人を探して応募し、書類選考を受け、面接を経験する
これを繰り返すことで、少しずつ転職活動の進め方が分かってきました
そして結果的に、転職サイトから自分で応募した求人のほうが、面接や内定につながるケースが増えていきました

※私自身、50代での転職活動では100社以上に応募しました。その結果については、こちらの記事で詳しく紹介しています
「50代の転職は何社応募すれば決まる?100社以上応募した私の結果」


「エージェントに紹介されない=転職できない」ではない

50代で転職活動をする方には、ぜひ覚えておいてほしいことがあります
それは、転職エージェントから求人を紹介されなかったからといって、転職できないわけではないということです

エージェントから求人を紹介されなかったり、応募しても書類選考で落ちたりすると、「自分には転職できないのではないか」と不安になることがあります
私自身も何度もそう感じました

しかし、転職エージェントからの評価と、企業からの評価は必ずしも同じではありません
エージェントには、企業側から提示された採用条件や、紹介しやすい人材など、それぞれの事情があります

一方、転職サイトには、自分の経験を必要としている企業が別に存在する可能性があります
だからこそ、50代公務員が転職活動をするときは、最初からひとつの方法に絞らないことが大切です


50代公務員の転職は「転職エージェント+転職サイト」で進めよう

ここまでの経験を踏まえると、私がおすすめする方法はシンプルです
転職エージェントと転職サイトの両方に登録してください
ただし、それぞれに役割を持たせます

転職エージェントは、求人を紹介してもらうことだけを目的にするのではなく、転職活動に関する疑問を質問したり、求人市場について情報を得たりするために使います

そして、実際の求人探しは転職サイトを積極的に利用します
気になる求人があれば、自分で応募します

特に50代公務員の場合、「エージェントから求人を紹介されるまで待つ」のではなく、自分から求人を探して応募することが重要だと私は考えています


まとめ|50代公務員は転職エージェントと転職サイトを使い分けよう

50代公務員の転職では、「転職エージェントと転職サイトのどちらが正解なのか」と考えるより、両方を利用して、それぞれのメリットを活用することをおすすめします

私自身の経験では、転職エージェントから積極的に会社を紹介してもらえるケースはほとんどありませんでした
そのため途中からは、求人紹介を過度に期待せず、分からないことを質問したり、転職市場について情報を得たりするために利用するようになりました

一方、Indeed、マイナビ、リクナビNEXTなどの転職サイトでは、自分で求人を探して応募することで、転職エージェント経由よりも書類選考、面接、内定へ進むケースが多くありました
特に地方や郊外に住んでいる50代の場合、大手転職サイトだけでは求人が少ないこともあります

そのため、Indeedなども活用しながら、できるだけ多くの求人情報を集め、自分から積極的に応募することが重要だと思います
私が50代で公務員から民間企業への転職活動を経験して、最も強く感じたのは、「エージェントから紹介されるのを待つだけではなく、自分から求人を探して動くことが大切」ということです

50代だからといって、再就職の道が閉ざされているわけではありません
転職活動は決して簡単ではありませんが、転職エージェント、転職サイト、Indeed、ハローワークなどを上手に組み合わせて、自分に合った求人をひとつずつ探していけば、50代公務員にも再就職の道は開けてくると私は考えています

これから50代で公務員から民間企業への転職を考えている方は、転職エージェントだけに頼るのではなく、転職サイトも積極的に活用してみてください
私自身も、そうやって転職活動を続けたことで、最終的に民間企業への転職につなげることができました

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