防衛事務官から民間企業へ|50代転職の現実・失敗・成功体験を公開

50代国家公務員(防衛事務官)がリクルートエージェントを使ったリアル体験|162社応募して分かったメリット・デメリット

50代国家公務員(防衛事務官)がリクルートエージェントを使ったリアル体験|162社応募して分かったメリット・デメリット

私は退職する1年前から転職活動の準備を始めることにしました
その第一歩が「リクルートエージェント」の登録でした

なぜ、リクルートエージェントを選んだのかというと以下の点によるものです

  • CMやネットでよく見かけたから
  • 転職に興味ない時期からもよく名前を耳にしたから
  • 大手=安心というイメージがあったから

まずはここを選んでおけば間違いないだろ的な感覚で登録し、利用しました
今回は、初めてリクルートエージェントを利用した体験談を交えながら、50代公務員が利用した場合のメリットとデメリットをお伝えいたします

最初のWeb面談で感じた違和感

リクルートエージェントに登録したあと、すぐメールでweb面談の調整がきました
希望日時を3つほどあげて返信したあと、日程が決まり仕事が終わったあとにノートパソコンでweb面接をしました

画面に出てきたのは、30代前半ぐらいの男性の方で、ひととおりの挨拶と自己紹介があったあと、私へのヒヤリングを始めました
そこで私は退職理由や退職する時期、希望の職種や業種、希望年収を聞かれたあと、以下の話を言われました

  • 50代が転職できるのは10~15パーセント前後であること
  • 年収は下がるケースが多い事
  • 退職がかなり先なので、準備する時間がある点はいいということ
  • 転職できる確率が低いので、とにかく数多く応募すること(1か月30社程度で)
  • 応募して面接までたどり着くことで、面接の練習もできるということ

話を聞いて、50代の転職の確率は10パーセント前後だと考えていたので、確率自体は妥当だとかと思いました
また、年収についても現状よりも下げていたため、この点についてはエージェントからは現実的でいいですと言われました

準備についてはそうだなと思う反面、数多く応募しましょうと言われた点と面接の点でこれらの違和感を持ちました

  • 50代で量重視でいけというのは、希望条件以外の会社や職種も視野に入れないといけないんじゃないのか?
  • 仮に現時点で書類選考通過して面接に行っても、来年の3月末退職の私はすぐ就職できないのにそれでいいのか?

私の場合、長年防衛事務官として事務しかしてこなかったので、事務職希望だったのですが、希望する勤務地を絞るとそう数が多くありません
そこを妥協すれば応募できる場所は増えますが、それでも言われたとおりにするとすぐなくなるものと想定されました

確かに確率的なことを考えると「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」も間違ってはいませんが、それでも弾数には限界があります
私は1か月30社は無理だけど、20社程度ならやれるだろうと判断し、20社目標でやりました

面接の件は、面談のときに「仮に内定もらっても入社することはできないのですが、それでもいいのですか?」と尋ねましたが、そのときの回答は「他の求職者の方も同じようにしているので大丈夫です」でした

ほんとにいいのかと思いながらも、面接を実体験できる点からもそれも一理あるかもと思い、それならそれでという感じで受け止めました

これがリクルートエージェントとの最初のコンタクトでした

実際に使って感じたメリット

リクルートエージェントを実際に使った際のメリットは以下のとおりです

  • スマホアプリでポチポチ応募できる
  • 求人数は確かに多い

リクルートエージェントは、最初の入力画面が独特で、履歴書や職務経歴書の記載する箇所がシンプルになっており、それとエージェントが求職者と打ち合わせをして作成した推薦文(応募ボタンを押した後にエージェントが企業と調整する部署に渡す文書)を使って応募する流れです

基本的には、定型文みたいな感じでそれを使いまわす感じで応募するため、一度入力すればそのあとは求人票のメニューから応募のボタンをポチポチ押すだけの作業になります

そのため、私はイケイケの気分でちょっとでも気になった求人に対し、えいやーって感じでポチポチしました
リクルートエージェントの担当からアドバイスを受けたから、素直に実践したというわけです
このようにスマホ片手に手軽に操作できる点は他の求人サイトにはなかったタイプではないかと思います
短時間で多くの求人に応募できる点は最大のメリットです

また、求人数の数の多さは目につきましたね
さすが求人数NO1をCMなどでうたっているのは伊達じゃないと思いました
特に福岡県の場合、福岡市を中心多く、当初はそこを中心に応募しました
そのため、自分の希望条件に合った求人を見つけるのは、そこまで難しくありませんでした

50代には厳しかったデメリット(リアル)

リクルートエージェントは、確かに会社独自のメリットを感じました
しかし、他方50代公務員(防衛事務官)の私には、以下のデメリットがありました

  • 地方求人はほぼない
  • 応募数だけ増えて消耗する
  • 気望外の職種の応募を勧めてくる
  • 担当者がすぐ変わる

リクルートエージェントの求人数は多いのは確かなのですが、その大半が福岡市中心でした
私が住んでいるところが福岡市から離れた田舎町のため、電車で最低1時間以上かかります
通勤時間の短い近場を探してみましたが、そのあたりの求人は3、4件あるぐらいでした
都会での就職するにはいいですが、遠い田舎に住んでいる身には向いていない印象を受けました

また、手軽に応募できるため、自然と応募数が増えますが、それに比例して落ち続けました
結果、半年経たずに書類選考で100社落ち、最終的には162社落ちました
お祈りメールが来るわけじゃなく、単にきがつけば画面が灰色になるだけなので、落ち込むことはなかったのですが、応募数を見て、リクルートエージェントのって全然ダメじゃんって思いました

それから数こそは少なかったですが、リクルートエージェント側から応募依頼というのもありました
しかし、それは希望する事務職ではなく、よくブラックと言われている不動産の営業系でした
会社名は有名どころで給与の条件もよかったですが、当然きっぱりお断りしました
これを見て、やっぱりこの手の営業職は人材不足なんだなと思いました

あと、担当者が次々変わっていったことも気になりました
まず最初の担当は、知り合って1か月もしないうちに変わり、今度は女性の担当者になり、さらにその6か月後に別の女性に変わりました
約1年の利用で3人の担当者ができたということです

しかも、どちらからも先方からのサポートはまったくといいほどありませんでした
私自身、エージェントに依存する気がなく、あてにしていなかったため、まったく問題ありませんでしたが、まあ50代の国家公務員(防衛事務官)の扱いはこんなものなんだろうなあと勝手ながら察しました

もしかすると、こちらがもっと積極的にコンタクトとれば対応してくれたかもしれませんが、私の場合はこちらから直接コンタクトしませんでしたので、何もなかったかもしれません

しかし、なんとなくですがエージェントの50代国家公務員(防衛事務官)に対する期待度の薄さを感じました

結果まとめ(リアル数字)

私が約1年間リクルートエージェントを使った結果が以下のとおりです

応募:162社
面接:  2社
内定:  0社

結論からいうと、50代国家公務員(防衛事務官)が利用するには向いていないということです
ここまでの業務経験が人それぞれであるため、一概に言えないところもありますが、少なくとも私はダメでした

面接までたどり着いた会社は1社目は5月初旬で、車で1時間30分かかる会社でした
しかし、当時は当然仕事があって面接日が合わず結果お見送りになりました

もう1社は令和8年1月末に受けた会社で、車で約1時間かかる会社でしたが、こちらは先方の求めるものとのミスマッチがあってお見送りになりました

結果としてはまったくダメだったということです

なぜうまくいかなかったのか(考察)

私がリクルートエージェントを使ってうまくいかなかったのか振り返ったとき、以下のことを思いました

  • 最初に作った定型文(ひな形)を使いまわして垂れ流していた
  • リクルートエージェントの求人自体が50代には合っていなかった

リクルートエージェントでは、決まったフォームで入力してそれを使いまわす感じで応募していましたが、それが一番よくなかったと思いました
これを見れば明らかに使いまわししていますよねってわかる内容でしたので

しかし、当時の私はそのことに気づかず最初に言われたとおり、深く考えずひたすら応募した結果が内定セロでしたので、ここが大きな過ちだったと思います

それから、これはネットで調べてわかりましたが、リクルートエージェントの求人自体が50代よりは20代~30代向けになっているようで、その時点で利用してもうまくはいかなかったといえます

それまでの経歴によって異なる部分もありますので、絶対ダメというわけではありませんが、厳しいのは間違ないかと思います

これから使う人へのアドバイス

これから私と同じ50代国家公務員(防衛事務官)がリクルートエージェントを利用する場合、以下のアドバイスをお伝えします

  • 基本あてにしない
  • 他の求人サイトと併用する
  • 異なる職種も視野に入れる

身も蓋もないですが、リクルートエージェントだけに頼るとまず失敗する可能性が高いです
一応、私自身約1パーセントの確率でしたが、書類選考を通過しましたので、成功する可能性がゼロでないことは確かです
しかし、自分の希望条件に合うところにいけそうな気は正直まったくしません

リクルートエージェントはおまけ的な感じで利用し、他の求人サイトをメインで利用することをオススメします

あと、私自身は検討で終わりましたが、希望する職種とは違う職種を視野に入れると結果はまた変わるかもしれません
私は事務職を希望してそこを中心に応募しましたが、不動産や保険の営業職に関してはリクルートエージェント側経由で企業側から応募依頼が届いた経験があります

あまりいい評判を聞かない有名な企業(俗にいうブラック企業の噂の絶えない企業)でしたので、私は丁重にお断りしましたが、妥協できていたらリクルートエージェントで転職できた可能性はあったのではないかと思う部分があります

まとめ|便利だが50代公務員には不向きな部分が多い

リクルートエージェントは、一度経歴などを登録すれば、あとは流れ作業的にスマホで2回クリックするだけで応募できるのは便利です
また求人数も多いため、勤務地にこだわりがなければ、希望する職種にも応募しやすい面もあります

ただし、求人がネット情報では20代~30代が多いと言われているため、50代公務員の場合、希望通りの職には転職しにくい面があります

リクルートエージェントだけに依存し頼ることなく、他の求人サイトを活用することが一番の使い方だと、私自身の経験から感じています
私と同じ50代国家公務員(防衛事務官)の方で、転職を成功させるためには、リクルートエージェントでの就職は期待せず、運が良ければ儲けものの感覚で登録し、他の求人サイトを活用することを強くオススメします

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