「年間休日103日」と求人票に書かれていると、
- 休みが少ないのでは?
- 土曜日も出勤するの?
- ブラック企業ではないの?
- 50代から転職しても大丈夫?
と不安になる方も多いのではないでしょうか
結論からいうと、年間休日103日は休日数としては少ない部類に入ります
私自身、50代で公務員から民間企業へ転職した際、年間休日103日前後という条件を見て、かなり悩みました
公務員時代は土日祝日が基本的に休みで、年間休日は120日を超えていたため、転職すると年間20日近く休日が減ることになります
「これだけ休みが減って、本当に大丈夫なのだろうか」と転職前は心配していました
しかし、実際に働いてみると、年間休日の数字だけでは分からないことも多いと感じました
現在の会社は残業がほとんどなく、平日の勤務時間も公務員時代より1時間短くなったため、休日数は減ったものの、思っていたほど負担を感じなかったのです
この記事では、50代で公務員から民間企業へ転職し、実際に年間休日103日前後の会社で働いた私が、
- 年間休日103日は本当に少ないのか
- 実際に働いて感じたメリット・デメリット
- 公務員時代との違い
- 50代の転職で注意したいポイント
について、実体験をもとに紹介します
年間休日103日とは?
年間休日とは、会社が定めている1年間の休日の合計です
求人票に「年間休日103日」と記載されていれば、基本的には1年間に103日の休日があるということになります
ただし、年間休日の数字だけでは、実際の働き方までは分かりません
例えば、
- 土曜日は毎週休みなのか
- 土曜日に出勤するのか
- 祝日は休みなのか
- 年末年始は何日休みなのか
- 夏季休暇はあるのか
などによって、同じ年間休日103日でも働き方は変わります
そのため、求人票で「年間休日103日」と書かれていた場合は、数字だけを見るのではなく、休日の内訳まで確認することが大切です
年間休日103日は少ない?
結論として、年間休日103日は少ない部類に入ると考えてよいでしょう
私自身、公務員時代は年間休日が120日を超えていたため、転職後の103日前後という数字を見たときには、かなり少なく感じました
単純に比較すると、年間で20日近く休日が減ることになります
イメージとしては、次のようになります
| 年間休日 | 休日数のイメージ |
|---|---|
| 100日前後 | 少なめ |
| 103日 | 少なめ |
| 105~109日 | やや少なめ |
| 110~119日 | 比較的標準的 |
| 120日前後 | 多め |
ただし、これはあくまで求人を比較するときの目安です
年間休日が少ない=必ず働きにくい会社、というわけではありません
実際に私は年間休日103日前後の会社で働いてみて、休日数以外の条件が働きやすさに大きく影響することを実感しました
年間休日103日の会社へ転職した私の実情
私は公務員として長年勤務した後、50代で民間企業へ転職しました
公務員時代は土日祝日が基本的に休みで、年間休日は120日を超えていました
一方、転職後の会社は年間休日が103日前後です
単純に休日数だけを比較すると、かなり大きな違いがあります
転職前は、「年間20日近く休みが減ったら、かなりきつくなるのではないか」と思っていました
ところが、実際に働いてみると、予想とは違う部分がありました
その理由の一つが、勤務時間と残業時間の違いです
年間休日103日でも良かったと感じるメリット
年間休日103日という数字だけを見ると、「休みが少なくて大変そう」と感じると思います
私も転職前はそう考えていました
しかし、実際に働いてみると、年間休日の数字だけでは見えてこないメリットもありました
必ず定時で帰れる
私が最初に転職した会社は、基本的に残業がありません
定時になると、従業員が一斉に帰り支度を始めます
公務員時代は繁忙期になると残業が続くこともありましたが、定時になればほぼ帰宅できます
そのため、休日数は減ったものの、平日の自由時間はむしろ増えたように感じています
1日の勤務時間が短くなった
公務員時代は1日8時間勤務でしたが、最初に転職した会社では平日の勤務時間が7時間です
つまり、1日あたり1時間短くなりました
1日だけ見ると、それほど大きな差には感じないかもしれません
しかし、平日5日間で考えると1週間で5時間、単純計算では1か月で20時間前後の差になります
実際に転職してみると、17時まで働いていた生活から16時には仕事が終わる生活になったため、1時間の違いはかなり大きいと感じました
実質的な労働時間は想像より少なかった
年間休日だけを比較すると、私が最初に転職した会社の方が明らかに休みが少なくなっています
しかし、
- 1日の勤務時間が短い
- 残業がほとんどない
- 仕事内容の負荷が公務員時代より軽い
という違いがあります
転職活動中は「年間休日が何日あるか」ばかり気にしていました
しかし、実際に働いてみて、「何日休めるか」だけでなく「1日何時間働くのか」も同じくらい重要だと感じるようになりました
年間休日103日で感じたデメリット
もちろん、年間休日103日前後の会社で働いてみて、デメリットを感じることもあります
特に大きかったのが、家族と過ごす時間の減少です
隔週土曜日勤務で家族との時間が減った
私が最初に転職した会社では、隔週で土曜日の午前勤務があります
半日勤務とはいえ、家族が休んでいる日に仕事が入るため、週末の予定を立てにくくなりました
特に家族に学校へ通う子どもがいる場合、学校行事などに仕事の都合を合わせられないこともあります
公務員時代は、土日祝日が基本的に休みだったため、家族の予定にも比較的合わせやすい環境でした
しかし、転職後は、「子どもや妻は休みなのに、自分だけ仕事」という状況が発生するようになりました
これは今まで経験したことがなかったため、転職して早々に「家族と過ごす時間が減った」と実感しました
妻からも、「仕事だから仕方ないけど、やっぱり残念」と言われ、私自身も申し訳ない気持ちになりました
家族との時間を大切にしたい方にとっては、年間休日103日の大きなデメリットのひとつだと思います
長期の有給休暇が取りづらい
制度上は有給休暇がありますが、公務員時代と比べると、長期の休暇を取得しやすい雰囲気ではありません
そのため、平日に数日まとめて休みを取って旅行するといったことは、以前より計画しにくくなりました
公務員時代は、年間で最低15日程度の有給休暇を取得するように言われていたため、家族とのイベントはもちろん、個人的な予定でも比較的気軽に有給休暇を取得していました
一方、最初に転職した職場では周囲がほとんど休まないため、「自分だけ何日も休んでいいのだろうか」と感じることがあります
これは、求人票の「有給休暇あり」という情報だけでは分からない部分です
祝日勤務でGWの連休がなくなった
公務員時代には当たり前だったゴールデンウィークの大型連休もなくなりました
祝日が通常勤務になるため、世間が休んでいる日に仕事をすることがあります
これも転職してから感じた大きな変化でした
妻と娘は休みなのに、自分だけ仕事に行く
これまで当たり前だと思っていた家族との休日がなくなることで、年間休日の数字以上に「休みが減った」という実感がありました
「年間休日○日」という数字だけではなく、1日の勤務時間、残業時間、仕事内容まで含めて考える必要があると感じています
休みが減っても公務員時代より疲れなくなった理由
ここは、今回の記事で私が一番伝えたい部分です
休日数だけを比較すると、最初に転職した会社の方が明らかに少なくなっています
ところが、不思議なことに、公務員時代より疲れを感じることは少なくなりました
その理由は、
- 仕事内容そのものが軽くなった
- 残業がほとんどない
- 1日の勤務時間が短くなった
ことです
公務員時代は責任の重い業務や対外調整などで精神的な負担が大きく、休日になっても仕事の疲れが抜けないことがありました
一方、最初に転職した会社では、仕事の負荷が比較的軽く、勤務時間も短いため、休日が少なくても十分に回復できます
この経験から、私は「休日数の多さ=働きやすさ」ではないということを実感しました
もちろん、休日は多い方が望ましいと思います
しかし、求人を比較するときには、年間休日だけではなく、1日の勤務時間や残業、仕事内容まで含めて考えることが大切です。
50代の転職では年間休日103日をどう考えるべきか
50代で転職する場合、年間休日の多さだけで求人を判断するのは少しもったいないと思います
もちろん、年間休日120日以上の求人があり、仕事内容や給与などの条件も希望に合っているのであれば、それに越したことはありません
しかし、50代の転職では、年齢や経験などから応募できる求人が若い世代より限られることもあります。
そのため私は、「年間休日103日だから応募しない」と最初から決めてしまうのではなく、他の条件も含めて総合的に判断することをおすすめします
例えば、
- 残業は何時間あるのか
- 1日の勤務時間は何時間なのか
- 土曜日は何日出勤するのか
- 通勤時間はどれくらいか
- 仕事内容は自分に合っているか
- 給与や賞与は納得できるか
- 有給休暇を取りやすい職場なのか
- 定年後も働けるのか
などです
私自身も、転職してから「年間休日だけでは会社の働きやすさは判断できない」と実感しました
年間休日103日の求人を選ぶときは休日の内訳も確認する
年間休日103日の求人に応募するときは、休日数だけでなく、その内訳を確認することをおすすめします
例えば、
- 土曜日は年間何日出勤するのか
- 祝日は休みなのか
- 年末年始は何日休みなのか
- 夏季休暇はあるのか
- 有給休暇は取得しやすいのか
などです
「年間休日103日」という一つの数字からは、実際の勤務スケジュールまでは分かりません
私自身、転職してから土曜日勤務や祝日勤務による家族との時間の減少を実感しました
求人票を見て「年間休日103日だけど応募してみようかな」と考えている方は、応募前に具体的な休日の取り方まで確認しておくとよいでしょう
なお、年間休日103日の求人を見るときに確認しておきたい具体的なポイントについては、こちらの記事で詳しく解説しています
年間休日103日だからブラック企業とは限らない
「年間休日103日」と聞いて、「ブラック企業なのでは?」と考える方もいると思います
しかし、年間休日103日という数字だけでブラック企業かどうかを判断することはできません
実際、私が最初に転職した会社は年間休日103日前後ですが、残業はほとんどなく、1日の勤務時間も公務員時代より短くなりました
一方で、年間休日が120日以上あったとしても、長時間の残業が続けば、働く人の負担は大きくなります
そのため、
年間休日
+勤務時間
+残業
+仕事内容
+有給休暇
+職場環境
をまとめて見る必要があります
年間休日の数字は、求人を比較するうえで重要な情報のひとつですが、それだけで会社の良し悪しを決めるものではありません
年間休日103日に関するよくある質問
Q. 年間休日103日は少ないですか?
はい、年間休日103日は休日数としては少ない部類に入ります
ただし、残業時間や1日の勤務時間、仕事内容などによって、実際の働きやすさは変わります
私自身、年間休日103日前後の会社で働きましたが、残業がほとんどなく勤務時間も短いため、休日数ほどの負担は感じていません
Q. 年間休日103日はブラック企業ですか?
年間休日103日という数字だけで、ブラック企業と判断することはできません
残業時間、休日の取り方、給与、仕事内容、職場環境などを総合的に確認することが大切です
Q. 年間休日103日と120日ではどれくらい違いますか?
単純に数字だけを比較すると、年間17日の差があります
ただし、年間休日17日の差だけで働きやすさが決まるわけではありません
1日の勤務時間や残業時間なども合わせて比較することをおすすめします
Q. 50代で年間休日103日の会社に転職するのはどうですか?
年間休日だけで判断するのではなく、仕事内容、給与、残業、勤務時間、通勤時間、定年や再雇用制度などを含めて判断することをおすすめします
私自身、50代で年間休日103日前後の会社へ転職しましたが、休日が減った一方で残業がなく勤務時間も短くなり、予想していたほどの負担は感じませんでした
まとめ|年間休日103日は少ないが、数字だけで判断する必要はない
年間休日103日は、休日数としては少ない部類に入ります
私自身、公務員時代は年間休日120日を超えていたため、転職によって年間20日近く休日が減りました
実際に働いてみると、
デメリット
- 隔週土曜日の勤務がある
- 家族との休日が減った
- 祝日に勤務することがある
- 長期休暇を取りづらくなった
といった点を感じています
一方で、
メリット
- 残業がほとんどない
- 1日の勤務時間が短い
- 平日の自由時間が増えた
- 公務員時代より疲れを感じにくい
というメリットもありました
そのため、私が実際に働いて感じたのは、「年間休日が少ない=必ず働きにくい」というわけではないということです
50代で転職先を探す場合、年間休日120日以上という条件だけにこだわると、応募できる求人がかなり限られてしまう可能性があります
もちろん休日は多い方が望ましいですが、
年間休日
+勤務時間
+残業
+仕事内容
+給与
+通勤時間
+有給休暇の取りやすさ
などを総合的に考えて、自分が無理なく続けられる会社なのかを判断することが大切です
私自身の経験から言えば、年間休日103日は決して理想的な休日数ではありませんが、それだけを理由に求人を最初から除外する必要もないと思います
求人票の数字だけでは分からない「実際の働き方」まで確認して、自分に合った転職先を選ぶことをおすすめします
※「50代で公務員から民間企業へ転職した私の転職活動については、こちらの記事でも詳しく紹介しています
コメント Comments
コメント一覧
コメントはありません。
トラックバックURL
https://koumuin-secondcareer.com/koumuin-career-story/annual-holidays-103-real/trackback/