「年間休日103日って、少ないのかな?」
転職活動をしていると、求人票に書かれている「年間休日」という数字が気になることがあります
特に50代で転職を考えていると、
- 年間休日は何日あれば多いのか
- 年間休日103日は避けたほうがいいのか
- 土曜日や祝日は休めるのか
- 休日が少ない会社はブラック企業なのか
など、いろいろな疑問が出てきます
私は33年近く国家公務員として勤務した後、50代で民間企業へ転職しました
公務員時代には休日についてそれほど意識していなかった条件でも、民間企業の求人を見るようになると、年間休日の違いが転職先を選ぶうえで重要なポイントになることに気づきました
この記事では、私が実際に年間休日103日の会社へ転職した経験も踏まえながら、個別の勤務体験ではなく、転職先を選ぶときに年間休日103日をどう評価すればいいのかを解説します
年間休日103日は少ない?
結論からいうと、年間休日103日は、一般的には少ない部類に入ります
年間休日とは、会社が定めている年間の休日数のことです
土曜日・日曜日・祝日をすべて休む会社であれば、年間休日は120日前後になることが多く、さらに年末年始や夏季休暇などが加わる会社では120日を超えることもあります
そのため、求人票で「年間休日103日」と書かれていると、「土日祝日は全部休みではないのかな?」と考えたほうがよいでしょう
ただし、ここで注意したいのは、「年間休日103日=働きにくい会社」ではないということです
年間休日が少なくても、残業が少なかったり、勤務時間が短かったり、給与や仕事内容に納得できたりする場合もあります
反対に、年間休日が120日以上あっても、残業が非常に多ければ「休みが多い会社だから働きやすい」とは限りません
つまり、年間休日は会社選びの重要な判断材料の一つではありますが、それだけで判断するものではないということです
年間休日103日と120日の違いは17日
年間休日103日と120日を比較すると、その差は17日です
1年間で17日と聞くと、それほど大きな差に感じないかもしれません
実際に私も民間企業に転職するまで、「たった13日の差だから問題ないだろう」と思っていました
しかし、毎月に換算すると約1.4日
1年を通して考えると、1か月以上の休日差があるように感じるケースもあります
例えば、
- 土曜日が月に何回か出勤になる
- 祝日が勤務日になる
- 年末年始や夏季休暇が短い
といった勤務形態の場合、休日数の差を実感しやすくなります
特に50代になると、単純に「休みが何日あるか」だけでなく、仕事以外の時間をどう過ごすかも重要になってきます
家族との時間、趣味、資格の勉強、健康管理など、仕事以外にもやりたいことが増えてくるからです
そのため、50代の転職では、給与だけでなく「年間休日が何日あるのか」も必ず確認しておきたいポイントだと私は考えています
年間休日103日の求人を見たら、まず確認したいこと
年間休日103日という数字だけを見て、「少ないから応募しない」と決めてしまうのは少し早いかもしれません
求人票を見るときには、次の項目を確認してみてください
① 土曜日は何日休みなのか
「週休2日制」と書いてあっても、完全週休2日制とは限りません
例えば、
- 毎週土曜日・日曜日が休み
- 隔週で土曜日が休み
- 月1回土曜日が休み
では、休日数が大きく変わります
年間休日103日の求人を見つけたら、「土曜日は年間で何日勤務するのか」を確認しておきましょう。
② 祝日は休みなのか
「土日祝休み」と書かれていれば分かりやすいのですが、そうでない場合は祝日の扱いも確認する必要があります。
年間休日が少ない会社では、
- 土曜日勤務がある
- 祝日が勤務日になる
- 会社独自の休日が少ない
といったケースがあります。
「土曜日は休みだろう」「祝日は休みだろう」と思い込まず、求人票や会社への確認で実際の勤務カレンダーを確認することが大切です。
③ 年末年始・夏季休暇は何日あるのか
年間休日だけでは、長期休暇の実態までは分かりません
例えば年間休日103日でも、年末年始や夏季休暇がしっかり設定されている会社と、ほとんど連休がない会社では印象が違います
転職する前には、「年末年始は何日休みですか?」「お盆休みはありますか?」といった点も確認しておくと安心です。
「年間休日103日」だけでブラック企業と判断してはいけない
ここは、転職活動をする人にぜひ知っておいてほしいポイントです
年間休日が103日だからといって、その会社がブラック企業だとは限りません
例えば、
年間休日103日+残業ほぼなし
という会社と、
年間休日120日+毎月40時間の残業
という会社を比較したら、どちらが働きやすいかは人によって変わります
また、
- 給与が高い
- 通勤時間が短い
- 仕事内容が自分に合っている
- 有給休暇を取得しやすい
- 人間関係が良好
- 福利厚生が充実している
など、休日数以外にも働きやすさを左右する要素があります
したがって、年間休日は「多い・少ない」だけで判断するのではなく、他の労働条件とセットで見ることが大切です
ただし、年間休日103日を軽く考えないほうがいい
一方で、「休日が少なくても残業がなければ問題ない」と単純に考えるのもおすすめしません
休日は、仕事の疲れを取るためだけのものではないからです
特に50代で転職する場合、これから10年以上働く可能性があります
1年だけなら我慢できることでも、毎年繰り返されると負担になることがあります
例えば年間休日が103日で、年間休日120日の会社と比較して17日少ない場合、10年間では170日の差になります
もちろん実際の勤務日数は会社によって異なりますが、「年間休日の差は長期間働くほど積み重なる」ということは覚えておきたいところです
50代の転職では「休日数」と「通勤時間」をセットで考える
私が50代で転職活動をして感じたのは、求人票の一つの条件だけを見て判断しないことの重要性です
例えば、
「年間休日120日だから応募する」
「年間休日103日だから応募しない」
という判断ではなく、
- 年間休日
- 給与
- 残業
- 通勤時間
- 勤務時間
- 土曜出勤
- 有給休暇
- 定年
- 再雇用制度
- 仕事内容
をまとめて考える必要があります
特に50代の場合、通勤時間は意外と重要です
年間休日が多くても、片道1時間30分の通勤を毎日続けるのと、休日は少なくても通勤時間が短い会社では、どちらが自分に合うかは変わってきます
「休日数」だけを見て転職先を決めるのではなく、自分が長く働ける条件なのかという視点で考えることが大切です
年間休日103日の求人に応募する前に確認したい7項目
私なら、年間休日103日の求人を見つけた場合、次の項目を確認します
1.土曜日は年間何日出勤するのか
隔週土曜日出勤なのか、月1回なのかで大きく違います
2.祝日は休みなのか
祝日勤務があるのか確認します
3.年間休日103日に何が含まれているのか
会社カレンダーを確認できれば、より正確です
4.残業は月何時間程度なのか
休日が少ない分、残業まで多い場合は慎重に検討します
5.有給休暇を取得しやすいのか
年間休日とは別に、有給休暇の取得実績も確認したいところです
6.年末年始・夏季休暇は何日あるのか
まとまった休暇が取れるか確認します
7.50代から長く働ける会社なのか
定年や再雇用制度だけでなく、実際に50代・60代の社員が働いているかも確認できれば安心です
年間休日103日でも「自分に合っている」なら選択肢になる
ここまで読むと、「やっぱり年間休日103日は避けたほうがいいのかな」と思うかもしれません
しかし、私は必ずしもそうは考えていません
仕事を選ぶときに重要なのは、「年間休日が何日ある会社なのか」ではなく、「自分にとって納得できる働き方なのか」だからです
例えば、
「休日は少なくても残業が少ないほうがいい」
という人もいます
一方で、
「多少給料が低くても土日祝は必ず休みたい」
という人もいるでしょう
また、
「家族との時間を大切にしたいので、年間休日120日以上は欲しい」
という人もいると思います
正解はひとつではありません
ご自身がどういう勤務スタイルがいいのか熟慮して決めることが重要です
50代で転職するなら「求人票の数字」を一つずつ確認する
50代の転職では、若い頃の転職とは違った視点も必要だと私は感じています
「採用してもらえるなら多少条件が悪くてもいい」と考えてしまうこともあるかもしれません
しかし、入社してから「こんな勤務条件だとは思わなかった」となってしまうと、転職を繰り返すことにもつながります
だからこそ、応募する前に求人票をじっくり確認することが大切です
年間休日103日という数字を見たら、「103日だからダメ」ではなく、「なぜ103日なのか?」と考えてみてください
その際、
- 土曜日勤務があるのか
- 祝日勤務があるのか
- 長期休暇はあるのか
- 残業は多いのか
- 有給休暇は取得しやすいのか
そして、自分がその条件で長く働けるのか
ここまで確認すれば、年間休日の数字だけに振り回されず、より納得できる転職先を選べるようになると思います
まとめ|年間休日103日は少ないが、それだけで転職先を判断する必要はない
年間休日103日は、120日前後の会社と比較すると少ない部類に入ります
特に50代から長く働くことを考えるなら、休日数については慎重に確認したほうがよいでしょう
ただし、年間休日103日=ブラック企業というわけではありません
残業時間、給与、通勤時間、仕事内容、有給休暇、土曜日や祝日の勤務状況などを含めて判断する必要があります
私自身、50代で公務員から民間企業へ転職したことで、求人票に書かれている条件を一つひとつ確認することの大切さを改めて感じました
これから50代で転職する方には「採用されるか」だけではなく、「採用された後に無理なく続けられるか」という視点も持って、求人を見てほしいと思います
年間休日103日という数字も、その会社で自分が長く働けるかを判断するための重要な材料の一つです
コメント Comments
コメント一覧
コメントはありません。
トラックバックURL
https://koumuin-secondcareer.com/50s-koumuin-career-change/annual-holidays-103/trackback/