防衛事務官から民間企業へ|50代転職の現実・失敗・成功体験を公開

50代公務員の転職で書類選考が通らない原因|実際に落ち続けてわかったこと

50代公務員の転職で書類選考が通らない原因|実際に落ち続けてわかったこと

50代公務員の転職活動では、「まず書類選考が通らない」という壁にぶつかる人が少なくありません
私自身、航空自衛隊で長年勤務した防衛事務官としての経験がありましたが、「これが民間で活かせる部分ってどこにあるんだ?」という半信半疑の気持ちをもっていました

しかし、その一方で「それでも少しは使える経歴はあるんじゃないか」とも考えていました
しかし現実は甘くなく、応募しても書類落ちの連続
ネットで調べたとおりに職務経歴書を書いていたにもかかわらず、まったく反応がありませんでした

その後、地元福岡県の転職エージェントや、元海上自衛官のコンサルタントからアドバイスを受けて書類を大幅に修正した結果、少しずつ書類選考が通るようになっていきました

この記事では、50代公務員の転職で書類選考が通らない原因について、実際の体験をもとにお話しします

防衛事務官としての経歴が民間では“強み”にならなかった

私は航空自衛隊で防衛事務官として長年勤務してきました
しかし、いざ就職活動の準備段階に入ると、「この経験をアピールするためにどうすればいいのか」という悩みに直面しました

とりあえずネットで公務員の強みはなんぞやと調べてみた結果、自分の場合は「長年の勤務経験」、「公務員としての法令順守」、「組織の一員としての調整力」というのが該当しそうだと感じました

そこでその内容を前面に出しましたが、実際には、想像以上に苦戦しました

特に感じたのは「仕事内容が民間に伝わりにくい」という問題です

公務員、とくに防衛関係の仕事は専門性が強く、民間企業の採用担当者から見るとイメージしづらい部分があります
自分では当たり前だと思っていた業務内容も、「どんなスキルなのか」、「民間でどう活かせるのか」、「何ができる人なのか」をうまく伝えることができませんでした

その結果、「すごい経歴なのかもしれないが、採用後のイメージが湧かない」状態になっていたのだと思います
50代公務員の転職では、単に「長く勤めた」だけでは厳しい現実を痛感しました

ネットの情報どおりに職務経歴書を書いたのに全然通らなかった

転職活動を始めた当初は、ネットで調べた一般的な書き方を参考にして職務経歴書を作成していました

よくある、

  • ○年〜○年 ○○部署
  • ○年〜○年 ○○業務

という、勤務期間順に並べる形式です

このときは、「これが一般的な書き方だから、それにしておけばとりあえず間違いないだろう」という軽い気持ちで深く考えていませんでしたが、現実には、応募してもほとんど書類選考で落ちました

今振り返ると、その職務経歴書は、

“何年働いたか”ばかりで、“何ができるか”が見えない

という内容になっていました

民間企業が知りたいのは、

  • どんな仕事ができるのか
  • どんな成果を出せるのか
  • どんな環境で活躍できるのか

です

しかし当時の私は、公務員的な感覚のまま、「ネットどおりに書いておけば採用側に伝わる」と思ってしまっていました
50代公務員の転職で書類選考が通らない原因の一つは、この“伝え方のズレ”にあったと感じています

福岡県の転職エージェントに言われて職務経歴書を大きく修正した

転機になったのは、福岡県の地元エージェントとの面談でした
そこで職務経歴書を見てもらった際、「勤務年数より仕事内容を書いたほうがいいです」と言われました

さらに「採用側は期間より、“何ができる人か”を見ています」とも言われました
それを聞いて、初めて自分の書類の書き方に対する考え方が甘かったことを痛感しました

そこで職務経歴書を

年代順中心

職種・業務内容中心

へ大きく修正しました

例えば、

【会計業務】
・予算管理
・出納業務
・●●の作成

【給与計算業務】
・隊員〇〇名の給与計算
・年末調整

など、「実際にやっていたこと」を自身のアピールしたい順番に並び替えて細かく書くようにしました
すると、本格的に再就職活動を始めた12月以降、目に見えて書類選考の通過率が変わっていきました

もちろん年齢の壁はあります
それでも「伝わる形に変えるだけで結果は変わる」ということを実感しました

元海上自衛官のコンサルタントから“職務概要”の重要性を教わった

さらに大きかったのが、ハローワーク経由で知り合った元海上自衛官(幹部)のコンサルタントとの出会いです
その方に職務経歴書を見てもらった際、「職務要約が弱い」と指摘されました

特に「最初に“何ができる人か”が伝わっていない」と言われたことを覚えています
あと、〇〇さん(私の本名)の書き方は間違ってはいないけど、自衛隊チックで民間のひとには伝わらないとズバリ言われたことも印象に残っています

それを聞いた私は「そうは言われましても、じゃあどういう書き方すればいいんですか?」となりました
そのあと、エージェントの方からは、それでは〇〇さんの書かれている職務要約をベースに案を書いてメールで送りますと言われました

後日、メールで受け取った職務経歴書のデータには、素人の私がパッと見てもわかる違いがありました
それは“この人を採用したら何ができるのか”ということが具体的に書かれていたことです

そこで私は、確かにこの内容のほうがはるかにいいと思い、それをベースに一部を自分なりにアレンジして職務概要を書き直したところ、さらに書類選考が通りやすくなりました

50代公務員の転職では、「公務員経験を民間で伝わる内容にすること」が本当に大事だと感じています。

まとめ

50代公務員の転職で書類選考が通らない原因は、単純に年齢だけではありません

もちろん年齢の壁はありますが、それ以上に大きいのが、

  • 公務員経験が民間に伝わっていない
  • 職務経歴書が“勤務歴の羅列”になっている
  • 「何ができる人か」が見えない

という問題です

私自身も最初は書類落ちが続き、「50代公務員の転職は無理なのでは」と感じました

しかし、

  • 職務経歴書の書き方
  • 職務概要の見せ方
  • 民間向けの表現

に修正したことで、少しずつ書類選考が通るようになりました

もし今、50代公務員として転職活動に苦戦しているなら「経験がない」のではなく、「経験が伝わっていない」可能性があります。

書類の見せ方を変えるだけでも、結果は大きく変わるかもしれません

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